AIでホームページを作るときは、最初に「無料のサブドメインでまず公開する」のか「独自ドメインで事業用に公開する」のかを決め、その条件に合う作り方を選びます。AIビルダーなら、業種や事業内容を入力するだけでページ構成・文章・画像の下書きができ、載せる情報と写真が手元にそろっていれば、1日で公開まで進める計画を立てられます。一方で、独自ドメイン、広告やバナーの非表示、独自ドメインのメールには有料プランやドメインの契約が必要です。
この記事は、AIビルダー、ChatGPT・Claude+HTML、WordPress×AI、制作会社への依頼という4つの作り方を比べたうえで、目的決めから公開後の更新までの11の手順、1日で公開するための計画例、費用の内訳を1本にまとめた全体ガイドです。料金・機能は、2026年10月16日に各社の公式サイト・公式ヘルプで確認した内容に基づきます。
無料プラン+サブドメインなら1日で公開できる。独自ドメインと広告非表示は有料
Wix、STUDIO、Jimdo(AIビルダー)などは無料プランでも公開でき、AIで下書きを作れば、素材がそろっている前提で1日の公開を計画できます。ただし無料プランでは「〇〇.wixsite.com」のようなサブドメインになり、サービスのバナーや広告が表示されます。ペライチは2025年10月1日から無料プランで公開できるページ数が0になったため、無料公開の候補から外れます。
「無料で1日で公開」はどこまで可能か:無料でできることと有料になること
無料で1日のうちに公開できるのは、無料プランのあるツールで、サブドメインのまま公開する場合です。サブドメインとは、サービス側のドメインの一部を借りる形のURLで、「〇〇.jimdosite.com」のようにサービス名が入ります。事業用のURLにしたい場合は、独自ドメイン(example.jp のような自分専用のドメイン)を使うために有料プランへ切り替えます。
| サービス | 無料での公開URL | 無料プランの主な制限 | AIでできること(公式の説明) |
|---|---|---|---|
| Wix | 〇〇.wixsite.com/サイト名 | Wixバナー表示。容量500MB。独自ドメイン・Googleアナリティクス・Search Console不可 | AIチャットで事業内容を伝えるとデザイン・文章・レイアウトを生成 |
| STUDIO | 〇〇.studio.site | Studioバナー表示。独自ドメイン不可。50ページまで | 文章生成・画像編集などのエディタ内AI(回数上限あり)。サイト案を作るStudio.Assistantは別料金 |
| Jimdo(AIビルダー) | 〇〇.jimdosite.com | 広告表示。5ページまで。独自ドメイン・アクセス解析・Search Console不可 | 業種やイメージの質問に答えるとページの土台を自動作成 |
| ペライチ | 公開できない(2025年10月1日から公開ページ数0) | 登録後1か月の無料お試し(プロフェッショナル相当)のみ | キャッチコピーや本文を提案する「AIアシスト」(有料プランとお試し期間) |
| Canva | 〇〇.canva.site(最大5サイト) | 「Designed with Canva」表示。公開は10セクションまで。独自ドメイン不可 | 文章・画像生成などの支援(サイト全体を生成する機能は確認できず) |
Wixの制限はWix公式ブログ(2025年8月公開)とヘルプの説明です。STUDIOの無料URLはヘルプとFAQで表記(studio.site/.studio.design)が分かれるため、公開時の画面で確認してください。Hostingerのウェブサイト作成ツール(14日間の無料体験)やロリポップ!AIホームページ byGMOペパボ(10日間の無料お試し)は試用で、無料のまま公開を続ける仕組みではありません。
1日で公開できるのは、次の条件がそろっている場合
- 載せる情報(事業名、所在地、連絡先、営業時間、サービスと料金)と写真がそろっている
- ページ数が1〜5ページ程度で、無料プランの上限に収まる
- 当日はサブドメインで公開し、独自ドメインは翌日以降でよいと割り切れる
- 予約・決済など、設定とテストに時間がかかる機能を最初は入れない
AIでホームページを作る4つの方法を比較する
作り方は、ツールの中でAIが下書きを作る「AIビルダー」、ChatGPTやClaudeにHTMLを書かせて自分で公開する方法、WordPressにAI機能を組み合わせる方法、制作会社への依頼の4つに分けられます。費用だけでなく、誰がどのくらいの頻度で更新するかで選ぶと失敗しにくくなります。
| 作り方 | 初期費用・月額の目安 | 難易度 | 更新のしやすさ | 独自ドメイン | 拡張性 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| AIビルダー(Wix・STUDIO・Jimdo・ペライチなど) | 無料プランで始められるツールが多い。独自ドメインは有料プラン(主要4社の最安は月額590〜1,628円の表示。条件は費用の章) | 低い | 管理画面で直接直せる。編集できる端末はツールによる | 有料プランで接続 | ツールの機能の範囲内。HTMLを書き出せないツールが多い | 早く公開して自分で更新したい初心者・小規模事業者 |
| ChatGPT・Claude+HTML | AIの無料プランと無料の公開先なら0円も可能。独自ドメインはドメイン代のみ | 中(ファイル保存と公開設定が必要) | HTMLを直すか、AIに修正させて入れ替える | 無料の公開先でも接続できるサービスがある | デザインは自由。フォームなどは外部サービスで補う | 更新が少なく、月額をかけたくない人 |
| WordPress×AI | サーバー代とドメイン代(ドメイン無料特典つきの契約もある)。AIプラグインはAIサービスの利用料が別 | 中〜高 | ブログやお知らせを増やしやすいが、更新とバックアップが必要 | 前提として使う | 高い(テーマとプラグインで追加) | 記事で集客し、機能も増やしたい人 |
| 制作会社へ依頼 | 要件とページ数で大きく変わるため見積りで確認。保守費も別に確認 | 低い(要件の整理は必要) | 契約による。自分で直せる範囲を事前に決める | 自社名義で取得・管理する | 要件次第 | 予約・決済が必要、社内に担当者がいない事業者 |
AIビルダー:質問に答えるだけで土台ができる
Jimdoは「質問に答えるだけで、数分で土台ができる」と案内しています。機能の幅ならWix AIでホームページを作る流れと料金、デザインならSTUDIO AIの使い方と向き不向き、個人事業主ならJimdo AIビルダーとペライチの比較が判断材料です。横並びで見るなら日本語の自然さ・無料枠・独自ドメイン・広告非表示で比べたツール比較から始めてください。
ChatGPT・Claude+HTML:自由度は高いが公開作業は自分で
AIにHTMLとCSSを書かせ、GitHub PagesやNetlifyなどの無料の公開先に置く方法です。ChatGPTの公開機能(ChatGPT Sites)は有料プラン向けで、Claudeは無料のまま公開URLを得る仕組みが確認できないため、無料ならHTMLを取り出して別の場所で公開します。手順はChatGPT・ClaudeにHTMLを書かせて無料サーバーで公開する方法で解説しています。
WordPress×AI:記事を増やして集客するサイト向け
WordPress 7.0ではAIサービスとやり取りする仕組み(AI Client)が本体に入り、タイトルや代替テキストの生成などは公式の「AI」プラグインが担います。プラグインは無料でも、自分のAIサービスのAPIキーが必要です。テーマとサーバーの選び方はWordPress×AIでホームページを作る方法(テーマ・AIプラグイン・レンタルサーバーの選び方)にまとめています。
制作会社へ依頼:AIで下書きした要件を渡すと話が早い
予約や決済など、止まると業務に影響する機能が必要なら依頼も選択肢です。AIで作った構成や原稿のたたき台は、要件を伝える資料になります。見積りの比べ方と発注条件はホームページ制作を依頼する前の判断ガイドを参照してください。
自分に合う作り方を選ぶ判断フロー
上から順に、最初に当てはまった項目が次に読む記事の目安です。どの作り方でも、後半の手順は共通です。
まず無料で形にしてみたい
無料プランのAIビルダーでサブドメイン公開から始めます。広告表示・ページ数・独自ドメインの制限と有料化の判断基準は無料で使えるAIホームページ自動生成ツールと「無料の落とし穴」で確認できます。
独自ドメインで事業用に公開したい
有料プランを前提にAIホームページ作成ツール比較で候補を絞り、個別の記事(Wix AI、STUDIO AI、Jimdo AIビルダーとペライチ)で料金と注意点を確かめます。
飲食店・美容室など来店型の店舗サイトを作りたい
営業時間、地図、予約、メニューと料金、Googleビジネスプロフィールが必須です。飲食店・美容室のホームページをAIで作る方法(予約・地図・Googleビジネス連携まで)で抜けを防げます。
個人事業主として名刺代わりのサイトがほしい
プロフィール、サービスと料金、問い合わせの3ページから始めます。個人事業主がAIでホームページを自作する手順(名刺代わりの3ページ構成)に、文章の作り方とAIへの指示例があります。
月額をかけず、HTMLを触ることに抵抗がない
AIにHTMLを書かせて無料の公開先に置く方法が合います。公開先ごとの規約(商用利用の可否など)も含めてChatGPT・ClaudeでHTMLを作って公開する手順を確認してください。
ブログやお知らせで集客し、機能も増やしたい
WordPress×AIでホームページを作る方法でテーマとAIプラグインを選び、サーバーは用途と予算から候補を絞るサーバー診断で候補を出します。
予約・決済が必須、または社内に担当者がいない
止まったときの影響が大きいなら依頼を検討します。制作を依頼する前の判断ガイド(見積比較と発注条件)で、要件のまとめ方と契約前に決めることを確認してください。
AIでホームページを作って公開する11の手順
どの作り方にも共通する手順です。各手順に「準備するもの」「AIへの指示例」「人が確認すること」を付けました。指示例は書き方の例で、同じ結果を約束するものではありません。〇〇は自分の事業に置き換えてください。
目的・読者・必要なページを決める
AIに頼む前に、誰に何をしてほしいサイトかを一文で書きます。「近所で整体院を探している人に、電話で予約してもらう」のように具体的にすると、AIの出力も具体的になります。ページはトップ・サービス(メニューと料金)・事業者情報・問い合わせ程度から始めると、無料プランの上限(Jimdo AIビルダーのFreeは5ページ)にも収まります。
準備するもの:事業名、所在地・対応エリア、連絡先、営業時間、サービスと料金、強み、写真。
AIへの指示例(例):「〇〇市で一人で営む整体院のホームページを作ります。読者は初めて来院を考える近隣の30〜50代です。目的は電話かフォームで予約してもらうことです。必要なページを5ページ以内で提案し、各ページの目的と載せる情報を表にしてください。」
- 提供していないサービスが提案に入っていない
- どのページからも問い合わせ・予約へ進める
- ページ数がツールの無料枠やプランの上限に収まる
作り方とツールを選ぶ
判断軸は、独自ドメインを使うか、予約や決済が必要か、誰がどの端末で更新するか、将来ほかのサービスへ移る可能性があるかの4つです。AIの回答に含まれる料金や機能は古いことがあるため、最後は必ず公式の料金ページで確かめます。
準備するもの:必要な機能の一覧、毎月払える上限額、更新に使う端末(パソコンかスマホか)。
AIへの指示例(例):「次の条件で、AIビルダー、HTMLを自分で公開、WordPress、制作会社への依頼の4つを比べ、注意点も挙げてください。条件:独自ドメインを使う、予約は外部サービスでよい、更新はスマホで月1回、月額の上限は2,000円。」
- 無料プランで公開できるか(ペライチは2025年10月1日から不可)
- 独自ドメインに必要なプラン名と、価格の税区分・契約期間・返金条件
- 編集できる端末(STUDIOの編集画面はパソコンのChromeのみ、Jimdoはスマホのブラウザからも編集可)
- 乗り換えるときに原稿・画像・ドメインを持ち出せるか
AIで下書きを生成する
AIビルダーでは、質問に答えたりチャットで事業内容を伝えたりすると、構成・文章・画像を含む下書きができます。Wixは業種に応じて予約やネットショップなどの機能も自動で追加すると説明しています。HTMLで作る場合は、ChatGPTやClaudeに1ページずつHTMLとCSSを書かせ、ファイルとして保存します。下書きは完成品ではなく、STUDIOもStudio.Assistantについて「AIがつくるのは完成品ではありません」と明記しています。
準備するもの:前の手順の構成メモ、伝えたい雰囲気(色、言葉づかい)。
AIへの指示例(AIビルダー向けの例):「業種:整体院/地域:〇〇市/主なサービス:肩こり・腰痛の施術(60分〇〇円)/雰囲気:清潔感があり落ち着いた/読者:初めて来院する近隣の人」
AIへの指示例(HTML向けの例):「次の構成で、日本語のトップページを1つのHTMLファイルで書いてください。html要素に lang="ja" とviewportの指定を入れ、h1は1つ、CSSはファイル内に書き、外部ライブラリは使わないでください。電話番号などは〔仮〕としてください。」
- AIが作った実績・数字・お客様の声・資格が入っていない
- 〔仮〕などのダミー文字やサンプル画像が残っていない
- 無料プランのAI利用上限を把握している(Wixは無料プランで、クレジットを消費する機能に1日最大30・月最大120クレジットの上限があると案内)
文章を直す(日本語の自然さ・事実確認・誇大表現)
生成AIは事実を調べるのではなく、可能性の高い言葉の並びを予測して文章を作るため、誤りが混じることがあります。Googleも生成AIで作ったコンテンツについて、公開前に人が事実確認するよう案内しており、タイトル、メタディスクリプション、構造化データ、画像の代替テキストも確認の対象に挙げています。日本語では、直訳調の言い回し、過剰な敬語、「〜することができます」の連続、意味の薄いカタカナ語を直し、声に出して読んで確かめます。
「日本一」「必ず改善」「業界最安」のような表現は、根拠がなければ景品表示法の優良誤認・有利誤認に当たるおそれがあります。効果や性能をうたう表示は、消費者庁から根拠資料の提出を求められて合理的な根拠を示せないと、優良誤認表示とみなされる仕組み(不実証広告規制)もあります。美容・健康・医療に関わる業種は、薬機法や医療広告ガイドラインの規制も受けるため、個別の表現は専門家や所管の窓口に確認してください。
AIへの指示例(例):「次の文章を、初めて来院する人に向けた自然な日本語に直してください。料金・営業時間などの事実は変えず、『日本一』『必ず』など根拠のない表現は削除して、削除箇所と理由を一覧にしてください。」
- 料金・営業時間・住所・資格を、料金表や許認可などの原本と照合した
- 体験談や口コミをAIに作らせていない
- 誰にでも当てはまる説明だけの段落がない(Webで読みやすい日本語の書き方も参考に)
画像・ロゴを用意する(権利を確認する)
写真は、自分で撮影した店舗・商品・人物(本人の同意を得たもの)なら、権利関係を確かめやすくなります。AI画像やストックフォトは、ツールの規約と素材のライセンスを確認します。文化庁の「AIと著作権に関する考え方について」は、生成物が既存の著作物に似ていて(類似性)、その著作物に基づいて作られた(依拠性)と認められれば、著作権侵害になり得ると整理しています。Wixの利用規約も、AIの出力が法的に使用可能かを公開前に確認する責任は利用者にあると定めています。
ロゴは、他社の商標と似ていないかを特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)で無料で検索できます。ストックフォトには、ロゴへの使用を禁止しているものもあります(PIXTAの規約など)。権利の考え方はAIで作ったホームページの著作権・商用利用・画像の権利で詳しく解説しています。
AIへの指示例(例):「整体院のトップ画像用に、明るく清潔な施術室の写真風の画像を作ってください。実在の人物・ブランド・キャラクターに似せないでください。」
- 他社のロゴ・キャラクター名・作品名をプロンプトに入れていない
- 画像検索などで、既存の作品と似ていないか確かめた
- 代替テキスト(alt)を付け、プロンプトと素材の出典を記録した
問い合わせ・地図・予約など必要な機能を付ける
問い合わせフォームは、Wixの無料プランやJimdo AIビルダーの有料プランで作れます。STUDIOもフォームを設置でき、管理画面で閲覧できる回答数にプラン別の上限があります(Freeは100件)。地図は、Googleマップで場所を開き「地図を共有または埋め込む」からHTMLをコピーして貼る方法が公式に案内されています。HTMLで作る場合は、フォームの受け口を外部サービスで用意します。
予約は、ツール内の機能(Wixは予約の受付に有料プランが必要、ペライチ予約はビジネスプラン以上)か、外部の予約サービスへのリンク・埋め込みを使います(STORES 予約のカレンダー埋め込みは、iframeを貼れないサイトでは使えません)。ネットで商品やサービスを販売して代金を受け取る場合は、特定商取引法の通信販売に当たり得るため、事業者名・住所・電話番号などの表示が必要です。
AIへの指示例(例):「整体院の予約相談フォームの項目を、必須と任意に分けて最小限で提案し、個人情報の利用目的を説明する短い文も作ってください。」
- テスト送信で通知メールが届く(迷惑メールフォルダも確認)
- 集める個人情報が最小限で、プライバシーポリシーがある
- 地図のピンの位置と住所が一致し、スマホで予約を最後まで進められる
スマホ表示と表示速度を確認する
公開前に、スマートフォンの実機で全ページを開きます。AIビルダーでもスマホ表示の調整は手作業になる場合があり、WixのHarmonyエディタでAIエージェント「Aria」を使えるのはデスクトップ表示の編集時だけで、モバイル表示は手動調整と案内されています。HTMLで作る場合は、viewport の指定がないとスマホで画面全体が縮小表示されることがあります。
表示速度では画像の大きさを見落としがちです。写真は表示サイズに合わせて縮小・圧縮してから載せます。スマホ対応の確認方法はモバイルフレンドリーの実装・検証手順にまとめています。
AIへの指示例(例):「このHTMLとCSSを、幅375pxのスマートフォンで横にはみ出さないように直してください。変更した箇所を説明してください。」
- 文字が読みやすく、ボタンを指で押しやすい
- 横スクロールが発生しない
- 電話番号をタップして発信できる
SEOの基本設定をする(タイトル・説明文・URL)
各ページに、内容を正確に表す固有のタイトルと説明文(メタディスクリプション)を設定します。Googleは、ページごとに固有で説明的なタイトルと説明文を推奨しています。設定できる範囲はツールで違い、Jimdo AIビルダーで編集できるのはホームページのタイトル、ウェブサイトのタイトル、ウェブサイトの説明で、サブページのタイトルは自動で最適化されます。ペライチには、h1を個別に設定する機能はありません。URL(スラッグ)を変えられるツールでは、公開前に短い英数字に決めておきます。
「検索エンジンに表示させない(noindex)」の設定が残っていないかも確認します。地域名だけを変えた同じ内容のページをAIで大量に作ると、Googleのスパムポリシーの「スケールコンテンツの不正使用」に当たるおそれがあります。
AIへの指示例(例):「このページの本文から、検索結果に表示するタイトル案と説明文案を3つずつ作ってください。地域名と業種を入れ、本文にない情報や誇張表現は入れないでください。」
- ページごとにタイトルと説明文が重複していない
- noindex(検索エンジンに表示させない設定)がオフになっている
- SNSで共有されたときの画像と文章(OGP)を設定した
独自ドメインを取得して接続する
有料プランを契約し、独自ドメインを取得するか、別の登録事業者で取ったドメインを接続します。初年度無料の特典は、Wixは年額以上の対象プラン、ロリポップ!AIホームページは12ヵ月以上の契約で初年度のみ、といった条件付きで、2年目以降は更新料がかかります。ドメインの仕組みと選び方はドメインとは?意味・仕組み・URLやDNSとの違いで解説しています。
接続には、DNS(ドメインと接続先のサーバーを結びつける仕組み)の設定が必要です。たとえばペライチはAレコードにペライチ指定のIPアドレスを設定する方式で、CNAMEには対応していません。方法はツールごとに違うため、各社ヘルプの手順どおりに設定します。反映には時間がかかり、ペライチは24時間以上かかる場合がある、Canvaは最大72時間と案内しています(DNSの仕組みと設定・確認方法)。接続後は、通信を暗号化するSSL証明書が有効になり、「https://」で警告なく開けるかを確認します(SSL/TLSとHTTPSの基本)。
AIへの指示例(例):「整体院『〇〇』のドメイン名の候補を、短く読み間違えにくいものから10個挙げてください。」候補の空き状況と商標は、登録事業者の検索とJ-PlatPatで確かめます。
- 登録者名義が自分(法人なら会社)になっている
- 更新日、支払方法、自動更新の設定を記録した
- wwwの有無で表示が食い違わず、「https://」で警告なく開ける
公開して、Search ConsoleとGoogleビジネスプロフィールに登録する
公開したら、Googleの無料サービスであるSearch Consoleにサイトを登録し、サイトマップを送信します。ただし、Wixの無料サイトではSearch Consoleを使えず(有料プランと接続済みのドメインが必要)、Jimdo AIビルダーも無料プランでは追加できず、STUDIOもMiniプラン以上の機能です。なお、登録やサイトマップの送信は、検索結果への掲載や順位を保証するものではありません。
店舗や事業所があるなら、Googleビジネスプロフィール(Google検索やマップに事業情報を載せる仕組み。作成と掲載は無料)のウェブサイト欄に、「https://」から始まるURLを入力します。ビジネスプロフィールで作れたウェブサイトは2024年3月に終了したため、ホームページは別に必要です。Googleは、ローカル検索の表示は主に関連性・距離・知名度で決まり、正確で充実した情報ほど表示されやすいと説明しています。店舗サイトの具体的な設定は飲食店・美容室のホームページをAIで作る方法で扱っています。
AIへの指示例(例):「Googleビジネスプロフィールに載せる事業の説明文を、全角375文字以内で作ってください。URLやHTMLは入れず、ホームページの内容と矛盾しないようにしてください。」
- Search Consoleで所有権を確認し、サイトマップを送信した(使えるプランの場合)
- ビジネスプロフィールの名称・住所・電話・営業時間がサイトと一致している
- 名刺・SNS・チラシのURLを更新した
公開後に更新し、元データとアカウントを守る
営業時間、料金、お知らせは、変わったらすぐ更新します。AIビルダーの多くはサイト全体を書き出せないため、原稿と写真の元データを手元にも保存します。STUDIOは変更履歴から戻せる期間(バージョン管理)がプランごとに違い、Freeは1日、Miniは5日です。WordPressで作った場合は、本体・テーマ・プラグインの更新とバックアップが欠かせません。
アカウントの安全も保守の一部です。STUDIOは不正アクセスの第一報で、メールアドレスとパスワードでログインしている利用者にパスワード変更を求めています。どのツールでも使い回しのないパスワードを設定し、追加の認証が使えるなら有効にしてください。公開後に不具合が起きたときの止め方と戻し方は、自分でホームページを作る手順の「失敗時の戻し方」が参考になります。
AIへの指示例(例):「営業時間・料金・お知らせ・問い合わせフォーム・ドメイン更新日を対象に、月1回の点検リストを作ってください。」
- 原稿、画像、ドメインと契約の情報を手元に保存した
- 更新の担当者と点検の頻度(例:月1回)を決めた
1日で公開するタイムテーブル(計画例)
1〜5ページのサイトを無料プランのAIビルダーで作り、当日はサブドメインで公開する場合の計画例です。作業時間を計測した記録ではなく、手順を1日に配分した目安です。文章の修正と事実確認に最も時間を割いています。
| 時間帯 | 作業 | 終わったと判断する目安 |
|---|---|---|
| 前日まで | 事業情報・写真・ロゴを集め、ツールのアカウントを作る | 載せる情報が1つのメモにまとまっている |
| 午前 9:00〜10:00 | 目的・読者・必要なページを決める | 3〜5ページの構成と、各ページの目的が決まった |
| 午前 10:00〜12:00 | AIで下書きを生成し、ページ構成を整える | 全ページに下書きの文章と画像が入った |
| 午後 13:00〜15:00 | 文章の修正と事実確認、画像の差し替え | 料金・営業時間などを原本と照合し、ダミーが残っていない |
| 午後 15:00〜16:00 | 問い合わせフォームと地図の設置、テスト送信 | 通知メールが届き、地図の位置が正しい |
| 午後 16:00〜16:30 | スマホの実機で表示を確認し、崩れを直す | 全ページを実機で確認した |
| 午後 16:30〜17:00 | タイトル・説明文・URLの設定 | 全ページに固有のタイトルと説明文がある |
| 夕方 17:00〜17:30 | サブドメインで公開し、公開URLで最終確認 | 公開URLで全ページとフォームが動く |
| 翌日以降 | 有料プランと独自ドメインの接続、Search Console、Googleビジネスプロフィール | 「https://」で開け、各サービスへの登録が済んだ |
独自ドメインで当日中に公開したい場合は、前日までに有料プランとドメインを契約し、当日の朝にDNSを設定すると、反映を待つ間に作業を進められます。反映が当日中に終わるとは限らないため、URLの告知は表示を確かめてからにします。
費用の内訳:無料で済むもの・お金がかかるもの
費用は「AIツール」「サイトの置き場所(サイト作成サービスかサーバー)」「ドメイン」「メール」「予約・決済」に分けると整理できます。無料で済むのは主に、AIでの下書きとサブドメインでの公開までです。
| 費用の項目 | 無料で済む方法 | お金がかかる場合 | 公式の表示の例 |
|---|---|---|---|
| AIツール | ChatGPT・Claude・Geminiの無料プランでも文章やHTMLは生成できる | 公開機能や上限の大きいプランを使う | ChatGPT Plusは月額3,000円の表示(税区分の記載は確認できず)でChatGPT Sitesを使える。Claude Proは月払い20米ドル |
| サイト作成サービス | 無料プラン(サブドメイン、広告・バナー表示) | 独自ドメイン、広告非表示、予約・決済など | 次の表を参照 |
| ドメイン | サブドメインなら0円 | 独自ドメインは毎年の登録・更新料がかかる | Canvaは年約10〜20米ドル(約1,500〜3,000円)を目安と案内。Wix公式ブログは.comの更新料を年3,140円と案内(税表記なし) |
| サーバー | AIビルダーなら不要。HTMLならGitHub Pagesなど無料の公開先がある | WordPressで作るならレンタルサーバーの契約が必要 | 料金は契約期間・初回と更新で変わるため、個人向けレンタルサーバーの比較や総費用シミュレーターで更新後の総額まで確認する |
| 独自ドメインのメール | 当面は既存のメールで代用 | info@(独自ドメイン)のメールには、メールサービスかメール機能のあるサーバーが必要 | Jimdo AIビルダーのStartは転送用メール1つ、Growは5つを含む |
| 予約・決済 | 無料プランのある予約サービスを使う | 予約サービスの有料プラン、決済手数料 | Airリザーブはフリー0円(税込)、STORES 予約はフリープラン(月50件まで)。ペライチ決済の手数料はVISA・Mastercardで4.5%〜(ライトは6.0%〜) |
| サービス | プラン | 表示価格 | 価格の条件 |
|---|---|---|---|
| Wix | パーソナル | 月額1,300円 | 税別。購入時に選んだ期間分を一括請求。表示月額が何か月契約の換算かは料金ページに記載なし |
| STUDIO | Mini | 年払いで月額590円、月払いで1,290円 | 税込(特定商取引法の表記)。ドメインの取得費は別。契約後の返金・キャンセル不可 |
| Jimdo(AIビルダー) | Start | 月額換算1,290円 | 税込。12か月契約の月額換算で、契約期間分を一括請求。1か月・24か月契約もあり価格は異なる場合がある |
| ペライチ | ライト | 月契約で1,628円、1年契約で月額1,465円 | いずれも税込。公開は3ページまで。契約開始後のキャンセル・返金なし |
このほか、ロリポップ!AIホームページ byGMOペパボは月額1,540円(1ヵ月契約、独自ドメインなし)〜660円(36ヵ月契約)で、いずれも税込です。12ヵ月以上の契約は契約期間分の一括払いになります(2026年10月17日に公式サイトで再確認)。Hostingerのウェブサイト作成ツールは48ヶ月プランの月額換算で299円(税抜、更新時は月額1,299円)から。STUDIOのStudio.Assistantは本体とは別の有料アドオンで、Starterは月払い24,800円(税表記なし)です。
見落としやすいのは2年目以降の金額です。長期契約の割引や初年度無料のドメインは、更新時に通常価格へ戻る場合があります。1年目は「プランの契約額+ドメイン登録料+必要ならメールや素材」、2年目以降は「更新時の価格+ドメイン更新料」と分けて計算し、差額が独自ドメインや広告非表示に見合うかを判断してください。無料プランの制限と有料化の目安は無料で使えるAIホームページ自動生成ツールと「無料の落とし穴」で詳しく比べています。
WordPressや自作HTMLをサーバーで公開する場合
WordPressや、AIに書かせたHTMLを国内のサーバーで公開するなら、レンタルサーバーを選びます。仕組みと種類はレンタルサーバーとは?仕組み・種類・選び方、料金・更新料金・バックアップの比較は個人向けレンタルサーバー9社比較にまとめています。候補を絞るならサーバー診断、数年分の支払額を比べるなら総費用シミュレーターが使えます。国内の主な無料レンタルサーバー3社のうち、新規に申し込めるのはXREA Freeで、広告が表示され、外すには有料のXREA Plusが必要です。シンフリーサーバーは他社からの移転のみ受付、タダサーバーは新規申込を終了しています(2026年10月16〜17日に公式の申込画面で確認)。
公開前に知っておきたい失敗例・権利・AI検索の注意点
見た目が整っていても成果につながらないことがあります。公開前に押さえる3つの論点と最終チェックリストです。
「それっぽいけど問い合わせが来ない」を防ぐ
よくあるのは、テンプレートのままの構成、誰にでも当てはまる薄い文章、問い合わせへの導線不足、ダミー情報の残りです。AIの下書きは平均的になりやすいため、自分の事業ならではの強み、料金、対応エリア、写真を足すことが修正の中心です。典型例と直し方はAIホームページ作成の失敗例と対処法で解説しています。
規約上の「出力の所有」は、第三者の権利を侵害しない保証ではない
Wixは利用規約でAIの出力の所有権を主張しないとし、Anthropic(Claude)は個人向け規約で、遵守を条件に出力の権利を利用者へ譲渡するとしています。ただし、これは事業者と利用者の間の取り決めです。文化庁の整理では、生成物が著作物と認められるには人の創作的な関与が必要で、既存の作品に似ていて依拠していれば侵害になり得ます。詳しくはAIで作ったホームページの著作権・商用利用・画像の権利を確認してください。
AI検索に紹介されるための特別な裏技はない
Googleは、AIによる概要やAIモードに表示されるための特別な最適化は不要で、従来のSEOの基本が有効だとし、llms.txtのような専用ファイルもGoogle検索には不要としています。ChatGPTの検索に表示されたいなら、robots.txtでOpenAIの検索用クローラー(OAI-SearchBot)を拒否しないことが前提です。紹介を保証する方法はありません。考え方はAI検索時代のホームページ対策にまとめています。
公開前の最終チェックリスト
- 事業名・住所・電話番号・営業時間・料金が原本と一致している
- 架空の実績・数字・口コミ、根拠のない最上級表現が残っていない
- 画像の出典とライセンスを確認し、代替テキストを付けた
- フォームのテスト送信が届き、プライバシーポリシーがある
- スマホの実機で全ページを確認した
- 固有のタイトルと説明文があり、noindexが残っていない
- アカウントのパスワードを使い回していない
AIでのホームページ作成に関するよくある質問
AIを使えば、本当に無料でホームページを作れますか?
無料プランとサブドメインで公開するなら可能です。Wix、STUDIO、Jimdo(AIビルダー)、Canvaなどは無料で公開できますが、サービスのバナーや広告が表示され、独自ドメインは使えません。ペライチは2025年10月1日から無料プランでは公開できません。事業用に独自ドメインで公開するなら、有料プランとドメインの費用を前提にしてください。
独自ドメインは、契約したその日に使えるようになりますか?
契約と設定は当日にできますが、DNSの反映に時間がかかります。ペライチは24時間以上かかる場合がある、Canvaは最大72時間と案内しています。URLを告知する日から逆算し、余裕を持って設定してください。
AIが書いた文章をそのまま載せても、SEO上の問題はありませんか?
GoogleはAIで生成したコンテンツ自体を違反とはしていませんが、価値を加えずに大量のページを作ることはスパムポリシーの対象になり得るとし、公開前に人が事実確認するよう案内しています。事実確認と、自分の事業ならではの情報の追加を前提にしてください。
AIで作った文章や画像の著作権は誰のものですか?
文化庁の整理では、AI自体は著作者になれず、著作物と認められるかは人の創作的な関与で判断されます。既存の作品に似ていて依拠していれば侵害になり得ます。商用で使う前にツールの規約を確認し、個別の判断は専門家に相談してください。
ChatGPTだけでホームページを作って公開できますか?
ChatGPT Sitesを使えば作成から公開までChatGPT内で進められますが、対象はPlus・Proと対応するBusiness・Enterpriseで、無料版とGoは対象外です。無料なら、HTMLを書かせてGitHub Pagesなどに置きます。GitHub Pagesはオンラインビジネスやネットショップの無料ホスティングとしての利用を認めていないなど、公開先ごとの規約に注意してください。
作ったサイトを、あとで別のツールやWordPressに移せますか?
WixとSTUDIOはサイトのHTMLを書き出す機能がなく、ペライチも他社サーバーで使える形式では提供していないため、移る場合は作り直しになります。一方、独自ドメインを自分の名義で持っておけば、接続先を変えてURLを変えずに乗り換えられます。原稿と画像の元データは手元に保存しておきましょう。
無料プランのままSearch ConsoleやGoogleビジネスプロフィールを使えますか?
Googleビジネスプロフィールは無料で作成・掲載できます。一方、Search Consoleは、Wixは有料プランと接続済みのドメイン、Jimdo AIビルダーは有料プラン、STUDIOはMiniプラン以上が条件で、無料プランのままでは使えないツールが多くあります。
まとめ:AIは下書き係。公開の判断と確認は人が行う
AIを使えば、構成・文章・画像の下書きを短時間で用意でき、無料プランとサブドメインなら1日で公開する計画も立てられます。一方、独自ドメイン、広告の非表示、独自ドメインのメール、Search Consoleの連携には有料プランやドメインの契約が必要なことが多く、ペライチのように無料では公開できないツールもあります。
- 最初に「無料で試す」か「独自ドメインで事業用に公開する」かを決める
- 4つの作り方は、費用よりも「誰がどの頻度で更新するか」で選ぶ
- AIの下書きは、事実確認・誇大表現の削除・自分の言葉への書き直しを前提にする
- 画像とロゴは権利を確認し、プロンプトと出典を記録する
- 独自ドメインは自分の名義で取得し、DNSの反映時間を見込んで設定する
- 公開後も営業時間や料金を更新し、元データとアカウントを守る
次は、ツールを比べるならAIホームページ作成ツール比較、月額をかけずに作るならChatGPT・ClaudeにHTMLを書かせて公開する方法、公開前の安全確認を詳しく知りたいなら自分でホームページを作る手順へ進んでください。
参照した公式資料 / Wix:料金プラン / Wix:AI サイトビルダー / Wix公式ブログ:Wixは無料で使える? / Wixヘルプ:無料サイトで、Googleアナリティクスは使用できますか? / Wix Help Center:Exporting or Embedding Your Wix Site Elsewhere / Wix:利用規約 / STUDIO:料金プラン / STUDIO:不正アクセスによる情報流出に関するお詫びとお願い(第一報) / STUDIO Help:HTML in Studio.Design / Jimdo:料金プラン / Jimdo:ジンドゥー AI ビルダー / ペライチ:サービス内容改定のお知らせ(2025年10月1日施行) / ペライチ:料金プラン / ペライチ サポート:独自ドメインの設定 / Canva:ウェブサイトを無料で公開する / GMOペパボ:ロリポップ!AIホームページ / Hostinger:ウェブサイト作成ツール / XREA:プラン・機能 / カラフルボックス:タダサーバー購入画面(新規受付状況) / OpenAI:ChatGPTの料金 / OpenAI Help Center:Creating and using ChatGPT Sites / Anthropic:Claudeの料金 / Claude Help Center:Share artifacts / Anthropic:Consumer Terms of Service / GitHub Docs:GitHub Pages limits / WordPress.org:WordPress 7.0 “Armstrong” / Google 検索セントラル:生成AIによるコンテンツに関するガイダンス / Google 検索セントラル:AI機能とウェブサイト / Google 検索セントラル:スパムに関するポリシー / 文化庁:AIと著作権に関する考え方について(令和6年3月15日) / 消費者庁:景品表示法の表示規制 / 消費者庁:特定商取引法ガイド(通信販売) /
