SERVERFIELD / INFRASTRUCTURE CHECK

移転リスク・手順診断

不安を、ひとつずつ手順に。サーバー移転の手順とリスクを、メール・DNS・ドメイン移管・ECの条件から診断します。

測れることは実測で。わからないことは、確認事項に。

01 / CURRENT SITE

今のサイトを確認する

困りごとを選ぶだけでも診断できます。URLの計測とWordPress情報は任意です。

困りごとと、URLの応答

URLから応答を計測できます(任意)。サイトがない場合や計測しない場合は、そのまま進めます。

計測ボタンを押すとURLをServerFieldの計測サーバーへ送信し、対象ページへ最大3回(リダイレクトを除く)アクセスします。URL・取得本文は保存しません。利用制限のため、日ごとに変わる接続元IPの識別子と回数を保存します(約8日で削除)。

同じ接続元IPで1日2回、サイト全体で1日1,000回まで。日本時間0時に更新します。1回の計測で3回アクセスします。失敗・中止も1回に含みます。同じ会社・家庭の回線では利用枠を共有します。

未計測

計測は単一地点からのHTTP応答です。画面描画・LCP・サーバーCPU性能・移転後の改善率は測定しません。

WordPressの環境を読み解く

任意・サイトヘルス情報からPHP設定と容量を反映

管理画面の「ツール → サイトヘルス → 情報 → サイト情報をクリップボードにコピー」を貼り付けてください。WordPressを使っていない場合は飛ばせます。

この情報はブラウザー内だけで解析します。サーバーへの送信・自動保存は行いません。

未解析

02 / HOSTING & MIGRATION

合う構成と、移すものを整理する

わからない項目は「未確認」のままで大丈夫です。構成は比較候補の絞り込みに、移転条件は手順づくりに使います。

何を移すか、整理する

未確認の条件があっても診断できます。切替前に確認すべき項目を手順に残します。移転しない場合は、未確認のまま進めて大丈夫です。

必要なサーバー構成を考える

使うソフトウェアと予算から選びます。

VPSで動かす場合の条件

03 / TRUE COST

使い続ける費用を比べる

現在の契約と最大10候補の3年・5年総額を比較します。税込・整数円で入力してください。未入力は不明、無料・不要と確認できた費用は0円です。

初回・更新は契約期間分の支払総額で計算します。無料ドメイン等の特典は自動適用しません。各候補の条件に合わせて追加費用を入力してください。
現在の環境

比較開始時に次の更新を支払う想定です。すでに払った料金は除外し、残期間や解約費は移転側の一時費用へ入力してください。

追加費用の自動反映について

ドメイン・メール・SSL・バックアップ・保守の費用は、現在の環境から各候補へ自動反映します。移転先でも同じサービス・費用を継続する想定です。無料特典やサービスの変更がある場合は、候補ごとに修正してください。

候補は構成・予算から絞り込みます。対象外・該当なしの場合も、任意プランの契約金額を入力して比較できます。

サーバー移転は、7つの手順で進める。

サーバー移転は、新しい環境を先に完成させてから、最後に接続先を切り替える順で進めます。診断結果に表示される手順も、次の流れが基本です。

  1. 現在のDNSレコード・契約・ログイン情報を記録する
  2. ファイルとデータベースをバックアップし、復元できることを確認する
  3. 新環境へ複製し、表示・フォーム・管理画面・SSLを切替前に確認する
  4. 旧TTLが経過する時間を確保したうえで、TTLを短縮する
  5. 低アクセス時間帯に切り替え、新旧のアクセス・SSL・フォームを確認する
  6. 問題があれば旧接続先へ戻す。切替後に増えたデータは、上書きで失わないよう保全する
  7. 新環境の安定とメール・データを確認してから、旧契約を解約する

TTLは、DNSの応答をキャッシュしてよい時間です。切替の直前に短くしても、すでに旧値を長いTTLで取得したキャッシュには効きません。詳しくはTTLと「DNSの反映時間」で解説しています。

移転の難易度は、5つの条件で決まる。

診断では、移すものや現在の状態ごとに点数を加え、合計で難易度を決めます。点数と時間は編集部が定めた目安で、特定の事業者や環境での実績ではありません。

条件 加点 作業時間の加算 注意点
メールも移す +2 +2〜4時間 メールの停止・取りこぼしが起きる恐れがあります。新旧のメールボックスを並行して確認します
ECサイト(注文・決済あり) +3 +3〜8時間 注文・決済・在庫の差分が出ます。更新を止めて最終同期を行います
ネームサーバーを変更する +2 +1〜2時間 DNSゾーン全体とDNSSECの移行が必要です
ドメイン移管も行う +1 なし Web切替とは別日程で行います
復元テスト済みのバックアップがない +2 なし 準備できるまで切替を始めません

合計が5点以上なら「高」、2点以上なら「中」、それ未満は「低」です。メール・DNS・ドメイン移管・EC・バックアップのどれかが「未確認」のままだと、難易度は「要確認」となり、作業時間は算出しません。

作業時間は、小規模な1サイトを移行経験者が扱う場合の目安で、基本は2〜4時間です。DNSキャッシュの解消、メールの同期、ドメイン移管の待ち時間は含みません。容量・回線・事業者の条件でも変わります。

止まりやすいのは、メール・DNS・ドメイン移管。

メール

Webの切替だけでは、メールは移りません。メールも移す場合は、新しいメールボックスの作成、メールの移行、送受信テスト、MX・SPF・DKIM・DMARCの設定確認が必要です。Webだけを移す場合は、MXとTXTのレコードを維持し、Webの切替でメールの経路が変わらないようにします。

DNS

ネームサーバーを変更すると、A・AAAA・CNAMEだけでなく、MXやTXTを含むゾーン全体を移す必要があります。DNSSECを使っている場合は、その移行も必要です。レコードが欠けると、Webは表示できてもメールが届かない状態になります。Webだけの移転なら、既存のDNSを使い続けて対象のレコードだけを変更する方法も検討できます。変更の手順はDNSを安全に変更する手順にまとめています。

ドメイン移管

ドメインの移管、ネームサーバーの変更、Webサーバーの変更は、それぞれ別の作業です。同時に行うと、不具合の原因を切り分けにくくなります。そのため診断では、Webとメールが安定してから、ドメイン移管を別の工程として行う手順を案内します。移管の前に、移管資格・ロック・認証・有効期限を確認します。管理会社の移管とDNS切替の分け方は、ドメインの解説記事で確認できます。

よくある質問に、答えます。

移転中、サイトは止まりますか?

診断の手順は、新環境を先に完成させ、表示を確認してから接続先だけを切り替える順です。切替の瞬間までは、現在のサイトを動かしたまま準備できるので、ダウンタイム(停止時間)を短くしやすくなります。ただし、DNSのキャッシュが残る間は、利用者ごとに新旧どちらの環境へ届くかが異なります。この間に新旧へ分かれた注文や問い合わせは、切替後に保全して戻す必要があります。

「要確認」と表示されるのはなぜですか?

メール・DNS・ドメイン移管・EC・バックアップのいずれかを「未確認」のまま診断したためです。DNSの管理画面や契約情報を確認して条件を選び直すと、難易度と作業時間が表示されます。

移転すれば、表示は速くなりますか?

この診断は、移転の難易度と手順を確認するものです。移転によって表示が改善するかは判定しません。サーバー乗り換え効果診断では、HTTP応答と現在の困りごとから、改善策と移転候補を確認できます。

あわせて読む、関連ガイド。

最終更新