乗り換えの検討度は、困りごとで決まる。
診断は、「今の環境で気になること」の選択から、乗り換えの検討度を表示します。
| 困りごと | 検討度 | 診断が案内すること |
|---|---|---|
| 容量・処理・機能の制約があり、設定の見直しも済んでいる | 高 | 契約上限・制約に困っています。上位プランと移転先の上限を比較します |
| 表示が遅い | 中 | キャッシュ・画像・プラグイン・DBを確認し、再計測してから移転を判断します |
| 費用が高い | 費用を比較 | 現在の更新料金と、移転費・二重契約を含む総額で比較します |
| 特に困っていない | 低 | 継続も有力な選択です |
| まだわからない | 判断材料不足 | 困りごとを選ぶか、URLを計測します |
検討度は、移転を勧める判定ではなく、判断材料の整理です。まず現在の環境の改善、同じサービスの上位プラン、他社への移転を、並べて比べてください。
HTTP応答の計測で、わかること。
公開されているサイトのURLを入力すると、診断がそのページへ最大3回アクセスし、次の2つの中央値を表示します。
| 項目 | 測っている区間 |
|---|---|
| 初期応答 | リクエストを始めてから、最初の応答を受け取るまで |
| 応答待ち | リクエストを送り終えてから、最初の応答を受け取るまで |
応答待ちが800msを超えると、「HTTP応答待ちが長め」と表示し、検討度が「判断材料不足」や「低」なら「中」に引き上げます。800ms以内なら、このHTTP応答だけでは移転が必要という根拠は得られない、と表示します。
HTTP応答の計測で、わからないこと。
計測は、1つの地点からのHTTP応答です。ネットワーク・CDN・アプリの処理も含むため、サーバーの性能だけを示す値ではありません。画面の描画、LCP、サーバーのCPU性能、移転後の改善率は測定しません。
測れるのは、HTMLページのURLです。認証が必要なURLや、クエリ・フラグメントの付いたURLは対象外です。ページが正常に応答しないときも、速度から乗り換え効果は判定しません。
計測するとき、サーバーに送られるもの
計測ボタンを押すと、URLがServerFieldの計測サーバーへ送られます。URLと取得した本文は保存しません。利用制限のため、日ごとに変わる接続元IPの識別子と回数だけを、約8日間保存します。利用できるのは、同じ接続元IPで1日2回、サイト全体で1日1,000回までです。
先に見直せるのは、キャッシュ・画像・プラグイン・データベース。
「表示が遅い」を選ぶと、診断は、次の4点を確認してから再計測し、そのうえで移転を判断するよう案内します。
- キャッシュ
- 画像
- プラグイン
- データベース
設定を変えれば改善できる場合は、移転の前に試すほうが安全です。
よくある質問に、答えます。
遅い原因は、サーバーだけですか?
サーバーだけとは限りません。遅さの原因は、キャッシュ・画像・プラグイン・データベースのほか、ネットワークやCDNにもあります。診断は、原因をサーバーだけと決めつけず、先に見直せる点を案内します。
乗り換えれば、サイトは速くなりますか?
診断は、改善率を保証しません。候補のサーバーへ移った後の速度も保証しません。
URLを入力しなくても、診断できますか?
できます。困りごとを選ぶだけでも診断できます。ただし、URLが未計測のときは、速度が改善するかは判定しません。
移転するなら、何から始めればいいですか?
移転リスク・手順診断で、メール・DNS・ドメイン移管・ECの条件から、移転の難易度と手順を確認できます。
あわせて読む、関連ガイド。
- Core Web Vitalsとは?:LCP・INP・CLSの測定と、TTFBの改善
- GTmetrixの使い方:測定条件・指標・レポートの読み方
- レンタルサーバー速度比較18社:TTFBとCore Web Vitalsで比べる
- WordPress高速化プラグインの安全な導入:測定・競合・ロールバック
- キャッシュとは?:仕組み・種類・削除方法
- CDNとは?:仕組みと導入手順