「遅い」「悪い」という評判は過去のもの!安価で安定している現在のロリポップ!
ロリポップは230万人以上が使ってきた老舗レンタルサーバーです。以前から低価格を特徴としてきました。現在もハイスペックな老舗サーバーでありつつも手頃な価格でサーバーを提供しています。
この記事では、ロリポップの特徴とデメリットを正直に解説しました。合わせてロリポップでWordPressのホームページを始める方法も詳しく載せています。
個人向けサーバーを比較したい
法人向けサーバーを探しているなら、「中小企業・法人向けのおすすめレンタルサーバー比較11選と選び方」をお読みください。
ロリポップ!の評判:安価ながら安定した老舗サーバー
「ロリポップ! 」は、低価格で使える人気な老舗レンタルサーバー。
稼働率99.99%の安定感ながら、WordPressが使えるライトプランなら月額264円(36ヶ月契約)から使えます。全プランのコスパが優れています。
表示速度(TTFB) | 80ms |
月額料金(12ヶ月契約時) | 418円* |
初期事務手数料 | 無料 |
ドメイン | 1つ永久無料 |
サポート | 営業時間: 平日10:00-18:00 電話(ライトプラン以下なし)、チャット、メール |
WordPressプリインストール | ◯ |
稼働率 | 99.99% |
サーバー容量 | 350GB* |
セキュリティ対策 | 海外アタックガード、WAF、ウイルスチェック、POP/POP over SSL、IMAP/IMAP over SSL、SMTP/SMTP over SSL、スパムフィルタ |
SSL | 無料独自SSL、独自SSL(Pro) |
バックアップ/復元 | バックアップなし(スタンダードプラン以下)、7世代バックアップ(有料) |
ロリポップ!の口コミ
ロリポップは、料金の安さとサーバー性能のバランスの良さが好評でした。
遅いという口コミもありました。ただし、本サイト独自検証ではトップクラスの速さでした。
ロリポップ!の4つの特徴
表示速度が非常に速い
本サイトで独自検証した結果、ロリポップ! は表示速度が非常に速いと分かりました。
サーバーの応答速度(TTFB)は、200ms以下が推奨されています。ロリポップ!は80msですから、大幅にクリアしており、非常に速いサーバーだと評価できます。
サーバーの応答時間は 200 ミリ秒以下に抑える必要があります。
https://developers.google.com/speed/docs/insights/Server?hl=ja
表示速度が速ければ、サイト訪問者は快適にサイトを見られます。SEOに強くなったりネット販売の売上が上がったりしやすくなるなど、メリットが大きいです。ロリポップ!なら間違いないですね。
★ 速いか検証!レンタルサーバー速度ランキング10社を比較した
料金が安い
ロリポップ! 最大の特徴は、料金が安いことです。スペックやサポートを重視している国内サーバーと比較した場合、半額程度で使えます。以下の条件で比較してみました。
- 初期事務手数料
- サーバーを12ヶ月契約
- ドメイン代1年分の費用
- WordPressを使える最安値プラン
サーバー会社 | 1年間の合計費用 |
---|---|
ロリポップ | 5,016円 |
ConoHa WING | 11,292円 |
エックスサーバー | 10,560円 |
ヘテムル | 23,499円 |
mixhost | 11,616円 |
この比較は「他社が機能・性能に見合わない高い価格だ」という意味ではありません。むしろ、不要な機能や仕様をカットして安く提供できるロリポップが頑張っているから、この結果になっています。
つまり、デメリットや価格による性能差もゼロではありません。
プランが豊富で価格とスペックの違いが明確
ロリポップ! はプランが豊富です。そして安いです。ただし、価格に準じてスペックは明確に差が設けられています。このあたりをはっきり理解しておく必要があります。理解しておけば、安心して下位プランを選べますし、必要に応じ上位プランを選べます。
それぞれのプランの主なデメリットやメリットを挙げます。
- エコノミープラン: WordPressを使えない。メール返信が48時間以内とやや遅い。電話サポートがない。自動バックアップ機能がない。
- ライトプラン: 返信が48時間以内とやや遅い。電話サポートがない。自動バックアップ機能がない。
- スタンダードプラン: 返信が48時間以内とやや遅い。電話サポートがある。自動バックアップ機能がない。
- ハイスピードプラン: 24時間以内の返信。電話サポートがある。自動バックアップ機付き。契約中はドメイン2個無料。LightSpeed Webサーバーで表示が速い。
- エンタープライズプラン: 24時間以内の返信。電話サポートがある。自動バックアップ機付き。契約中はドメイン2個無料。LightSpeed Webサーバーで表示が速い。サーバー容量が1.2TBと超大容量。
プランごとに明確な違いがあります。ですから、あなたに必要な機能を見極めて安いプランを安心して選べます。ムダに高いプランを契約する必要がありません。
ホームページを始めたいなら、まずはライトプランがおすすめです。その後、電話サポートの必要を感じたらスタンダードプランを選びましょう。
稼働率99.99%でサーバーが非常に安定している
ロリポップ! はサーバーが非常に安定しています。
稼働率99.99%です。これは契約中の0.01%が何らかのトラブルてサーバー停止しますが、残り99.99%が問題なく正常に稼働していることを示します。1年間の契約の場合は、サーバー停止時間は1時間にも満ちません。
★ 初心者必見!レンタルサーバーの稼働率とSLAを理解しよう
GoogleやAmazon等が提供するクラウドサーバー稼働率保証99.95%です。これらを上回る稼働率ですから、世界レベルに安定したサーバーだと言えますよね。
ロリポップ!のデメリットは下位プランにバックアップ機能がないこと
ロリポップ! は、下位プランにバックアップ機能がありません。バックアップ機能がない場合、最悪データを失う可能性があります。
せっかく時間とエネルギーを注いで作ったホームページも、ウイルス感染でデータが改ざんされたり操作ミスでデータを消してしまったりするケースがあります。こういう時、バックアップがあれば復元できます。もしなければ、復元できません。これまでの努力が消えることに。
ロリポップはスタンダードプラン以下はバックアップ機能がありません。バックアップをロリポップに頼れないので、自分でしなければなりません。手間ですし、知識がない人にとっては不安だと思います。
バックアップさせたいなら、WordPressのプラグインを使いましょう。
★ データを取り戻す最強バックアップWordPressプラグイン5選
ロリポップ!に似ているサーバー2社と比較する
ロリポップと同様に価格で勝負する大手の国内サーバー2社と比較しましょう。
スターサーバー
スターサーバー も非常に安価なサーバーです。ロリポップより安く使えます。費用を抑えたい人におすすめできます。
ただし、注意したいのは稼働率が公開されていないこと。つまり、どれだけ安定しているか知ることができません。サーバーが不安定な可能性があります。
また、WordPressを始める手順が、ロリポップに比べるとやや多いです。サーバーの利用経験やドメインの知識がないとハードルの高さを感じます。初心者なら、調べながら時間をかけてWordPressを始めないといけません。
比較項目 | ロリポップ | スターサーバー |
---|---|---|
初期事務手数料 | 無料 | 無料 |
サーバー代 12ヶ月契約 | 月額418円 | 月額275円 |
ドメイン代 | 12ヶ月以上契約で無料 | .com 980円 ※スタードメインで取得 |
転送量 | 無制限 | 無制限 |
容量 | SSD350GB | NVMe SSD300GB |
年間費用 | 5,016円 | 4,280円 |
コアサーバー
コアサーバー は、ロリポップ以上にプラン豊富なサーバーです。コスパ重視のV1とスペック重視のV2のプランに、それぞれ3つのプランが用意されています。ぴったりなプランを選べることが魅力です。
ただし、コアサーバーは正直WordPressを始めるのが難しいです。それほど知識がない頃に私自身が使った経験があります。ドメインの取得DNS接続がうまくいかず、かなり時間を無駄にしてしまいました。(こういう時は、サポートを依頼すれば良いのですが。)
スムーズに始めたいならロリポップを、安く抑えたいならコアサーバーを選びたいですね。
比較項目 | ロリポップ | コアサーバー |
---|---|---|
初期事務手数料 | 無料 | 無料 |
サーバー代 12ヶ月契約 | 月額418円 | 月額264円 |
ドメイン代 | 12ヶ月以上契約で無料 | .com 750円 ※バリュードメインで取得 |
転送量 | 無制限 | 無制限 |
容量 | SSD350GB | SSD200GB |
年間費用 | 5,016円 | 3,918円 |
ConoHa WING
ConoHa WING との比較は、詳細に解説しています。
今すぐロリポップ!でWordPressのホームページを始める4ステップ
- STEP.1公式サイト ロリポップ! にアクセス
「10日間無料ではじめる」をクリックしてください。
- STEP.2申込み
プラン選択をします。WordPressを使える手頃なライトプランがおすすめです。
アカウント情報を入力します。アカウントになるロリポップの初期ドメインを設定します。好きな文字列を入力してください。
複雑なパスワードを作りましょう。
普段使っているメールアドレスを連絡先として入力します。
お申込みと同時に、無料で「独自ドメイン」を取得できます。が表示されていればラッキにもキャンペーン中であるか、上位プランを選んでいるかです。表示されていれば、チェックマークを入れ「取得する」ようにしましょう。この場合、10日間の無料お試しは利用できません。ただし、WordPressを始めやすくなるので、これを選びましょう。
取得する独自ドメインを入力します。
ドメインを取得するには、ムームーアカウントが必要になります。IDとパスワードを設定しましょう。注意事項を読み「同意する」にチェックします。
電話によるSMS認証があります。音声通話も選べます。認証コードを受け取ったら、入力し「認証する」をクリックします。
続いてロリポップのユーザー登録です。名前や住所等を入力してください。
ユーザー登録画面下部に表示される「お申し込みと同時にWordPressをインストールする」にチェックを入れてください。これを使わないとWordPressの設定が難しくなります。(10日間の無料お試しができなくなります。それでも、これを使ったほうがいいです。)
契約の自動更新もおすすめします。更新手続きは面倒ですし、忘れるとデータが消されます。
WordPressに必要な情報を入力します。
- サイトのタイトル:何でもOK
- ユーザー名:何でもOK
- パスワード:できる限り複雑に
作成サイト名は、あとから変更できます。考えていなければ適当に仮名を入力してください。
WordPressユーザー名/WordPressパスワードは重要です。メモしてください。WordPressで作ったホームページにログインするために必要になります。
WordPressテーマを選びます。Cocoonをおすすめします。(本サイトもCocoonです。)
申込内容の確認ページが表示されます。問題なければ「無料お試し開始」をクリックします。これで申込完了です。
- STEP.3WordPress初期設定
申込完了後の画面で、「ユーザー専用ページにログインする」をクリックしてください。
「サイトを作る」に、「現在WordPressのインストール中です。インストール完了までもうしばらくお待ち下さい」と表示されています。インストールが完了するまで、10分ほどかかる場合があります。
インストールできたら「WordPressを確認する」と表示されるので、クリックしましょう。WordPressインストール履歴にある「管理画面URL」をクリックしてください。表示される入力画面に、先ほどメモしたユーザー名とパスワードを入力し「ログイン」してください。
※「このサイトにアクセスできません」と警告表示がされる場合は、DNS設定が反映されていません。これは待つしかないため、1時間おきにログインを試しましょう。
WordPressにログインしたら、パーマリンク設定をしましょう。WordPress管理画面の「設定」から「パーマリンク設定」に進みます。「投稿名」を選びましょう。選択したら「変更を保存」してください。
「投稿名」にすると、記事を投稿する際のURLに好きな文字列を入力できるようになります。記事内容をイメージできる短い文字列にすると、ホームページを見る読者が見やすいのでおすすめです。長すぎると「あぶないサイトなのでは?」と不安になる人もいます。
- STEP.4プラグイン導入
再びWordPress管理画面に戻り「プラグイン」から「新規追加」に進み、必要なプラグインを導入します。
導入したいプラグインを検索で見つけたら、「今すぐインストール」し「有効化」してください。その後は、それぞれのプラグインの説明に沿って進めましょう。
セキュリティ、バックアップのプラグインは必ず導入してください。
プラグインも導入できたら、これでWordPressホームページの準備万端です!
まとめ
「ロリポップ! 」は、低価格で使える人気な老舗レンタルサーバー。
稼働率99.99%の安定感ながら、WordPressが使えるライトプランなら月額264円(36ヶ月契約)から使えます。全プランのコスパが優れています。
ロリポップ! は安価で安定しているサーバーです。WordPressのホームページを安く始めたい人にぴったりなサーバーです。決して「安かろう悪かろう」なサーバーではありません。悪い評判は過去のものです。
今、心からおすすめできるサーバーの1つです。ぜひロリポップでWordPressを始めてみてください。