美しいサイトにしたいなら、写真をギャラリーで魅せるべき。
魅力的なウェブサイトにするうえで写真の存在は欠かせません。それでも、ただ写真を乗せるだけでは他のホームページやブログと差別化できません。そんな時は、ギャラリーを使いましょう。
これがギャラリーです。WordPressではギャラリー機能が標準で利用できます。
しかし、WordPressのギャラリー機能より便利で高機能なギャラリー用プラグインがあります。上手に使うとウェブサイトを一層魅力的に仕上げられます。この記事では、おすすめのWordPressギャラリープラグインを5つ紹介します。
写真を魅せるWordPressギャラリープラグイン5選
Envira Galleryで始める美しいギャラリー作り
Envira Galleryは、その使いやすさと美しいデザインで人気のプラグインです。
ドラッグ&ドロップの編集機能と、レスポンシブ対応のテンプレートが特徴で、コーディング知識がなくても簡単にプロレベルのギャラリーを作成できます。SEO対策も施されており、ソーシャルメディアとの統合機能によって、作成したギャラリーの共有も容易です。
これは、ユーザーエンゲージメントを高め、ウェブサイトへの訪問者数を増やすための優れた選択肢です。
NextGEN Gallery: プロフェッショナルな写真展示のために
NextGEN Galleryは、高度な管理機能と多様なギャラリースタイルを提供することで知られています。
このプラグインは、写真家やアート愛好家に特におすすめできます。複数のアルバムオプション、バッチアップロード、画像編集機能を備えており、サイトのギャラリーを細かくコントロールしたいユーザーに最適です。
NextGENを使用することで、訪問者に忘れられないビジュアル体験を提供できます。
FooGallery: 簡単操作でカスタマイズ性の高いギャラリーを
FooGalleryは、直感的な操作性と拡張性の高さで選ばれるプラグインです。
このプラグインでは、数クリックで美しいギャラリーが作れ、さらには開発者や上級ユーザー向けの拡張機能も利用可能です。
FooGalleryの柔軟性は、サイトの成長やニーズの変化に合わせて、ギャラリーを簡単に調整できることを意味します。
Modula Image Gallery: 速度とビジュアルの完璧なバランス
Modula Image Galleryは、高速ローディングとカスタマイズ可能なグリッドレイアウトが魅力のプラグインです。
この軽量プラグインは、美しいギャラリーを作成しながらも、サイトのパフォーマンスを損なわないよう設計されています。特に、ページの速度を重視するWebマスターにとって、Modulaは理想的な選択です。
Photo Gallery by 10Web: 写真と動画の組み合わせ
Photo Gallery by 10Webは、静止画だけでなく動画も扱える多機能プラグインです。
YouTubeやVimeoの動画を組み込むことができ、レスポンシブなギャラリーやスライドショーを簡単に作成可能。ビジュアルコンテンツを多方面から展開したいWebサイトオーナーに最適です。
ギャラリーを改善してWordPressをもっと魅力的に
ギャラリーを改善していけば、WordPressのホームページはもっと魅力的になります。
画像の最適化
Webページの読み込み時間を短縮し、ユーザーエクスペリエンスを向上させます。
- サイズ調整: 画像の表示サイズに合わせて、ピクセルサイズを調整します。ウェブサイトでの表示より大きな画像は必要ありません。
- 圧縮: JPEG(またはWebP)形式で画像を保存し、品質とファイルサイズのバランスを取ります。多くのオンラインツールやソフトウェアが、画像の品質を落とさずにファイルサイズを減らすのに役立ちます。
- 適切な形式の選択: 写真にはJPEG、単純なイラストやロゴにはPNGかSVGを使用します。WebP形式は、サイズと品質のバランスが優れていますが、すべてのブラウザでサポートされているわけではありません。
レスポンシブデザイン
すべてのデバイスでWebページとギャラリーが適切に表示されるようにしてください。
- CSSメディアクエリ: デバイスの画面サイズに基づいて、異なるスタイルルールを適用します。これにより、画像やコンテンツのレイアウトがデバイスに適応します。
- フレキシブル画像:
max-width: 100%;
というCSSプロパティを画像に適用し、親要素の幅に応じてサイズが調整されるようにします。 - フレームワークの使用: Bootstrapのようなレスポンシブデザインフレームワークを使用すると、レスポンシブなギャラリーを簡単に実装できます。
SEOの最適化
検索エンジンでの画像の可視性を高めましょう。
- altテキスト: 画像が読み込まれなかった場合や、視覚障害のあるユーザーがスクリーンリーダーを使用している場合に表示されるテキストです。キーワードを含む、画像の内容を正確に説明するテキストを使用します。
- ファイル名: キーワードを含む説明的なファイル名を使用します。
DSC12345.jpg
よりも、black-leather-shoes.jpg
のような名前の方が良いでしょう。 - 画像の構造化データ: Googleは、特定のタイプの画像(製品画像やレシピ画像など)に対して構造化データを推奨しています。これにより、検索結果で画像が際立ちます。
バックアップの利用
データの損失を防ぎ、サイトの安全性を確保します。
- 定期的なバックアップ: WordPressのバックアッププラグイン(例: UpdraftPlus, BackWPup)を使用して、サイトのデータ(データベース、ファイル、画像)を定期的にバックアップします。
- 外部ストレージに保存: バックアップファイルは、サーバー内だけでなく、外部のクラウドストレージサービス(例: Dropbox, Google Drive)にも保存しておくと安全です。
- バックアップのテスト: バックアップが正しく機能するか定期的にテストし、必要に応じて復元プロセスを確認します。これにより、実際に問題が発生した場合に迅速に対応できます。
WordPressプラグインでギャラリーを表示する時は表示速度の低下に注意
ギャラリーを使う時に注意したいのが表示速度の低下。大量の写真をギャラリー表示すると、そのページのデータ量が増え、ページの読み込みに時間がかかります。
ページの読み込みに時間がかかると、訪問者はイライラして、あなたのウェブサイトを離れてしまうかもしれません。せっかく見てもらいたい写真を並べたのに、1枚もギャラリーを見ないで帰ってしまうのは残念です。
WordPressギャラリープラグインは、すでに高速化機能が備わっています。ですから、ギャラリープラグインを利用してもウェブサイトの表示が遅いなら、サーバーを乗り換えるのがおすすめです。
まとめ
WordPressサイトのギャラリーを魅力的にするためのプラグインは数多く存在しますが、Envira Gallery、NextGEN Gallery、FooGallery、Modula Image Gallery、そしてPhoto Gallery by 10Webは、その中でも特に優秀です。
これらのプラグインを適切に活用し、提供された改善策を実行することで、訪問者の心を掴むビジュアルコンテンツを提供することが可能です。
美しいギャラリーは、あなたのサイトを訪れる人々に強い印象を与え、より深いエンゲージメントを生み出すでしょう。